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簿記合格が早い五つの秘密

5.スポーツ心理学から学ぶ、本番に強いメンタルトレーニング。

どんな場面でも、決してあきらめない強い人間に成長してほしい。

[ダイジェストビデオ]
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Q スポーツ心理学に基づくメンタル面の強化を取り入れたのは、なぜ?

スポーツ心理学はもともと好きで、簿記の教え方に取り入れ、研究をしていました。簿記受験もスポーツも勝負ですから、どちらも最後の最後まであきらめないことが重要。講義をしていて、塾生みんながちょっと疲れているなと感じたら、こういう話を入れて、ワンクッション置くことは多いですね。29歳の時に、僕は国税専門官学校の講師をしていました。公務員を目指す場所ですから、生徒がみんな20歳前後と若い。教室に一体感を持たせ、気合いを入れるため、教え方に工夫することを考えました。用いたのは、当時、誰もが知っている人気マンガのスラムダンクをスポーツ心理学の観点から解説した『スラムダンク勝利学』という一冊。この本は、メンタル面において、僕自身、非常に学ぶことが多かったんですね。だからこそ、この『スラムダンク勝利学』を、受験に置き換えた観点で講座に用いました。頑張ったけど試験に落ちてしまった時、ただ残念がるのではなく、受からなかった理由を分析し、いかに這い上がっていくかが大切。それができれば、後々、落ちたことでも人生の大きな財産になることを教えたかった。そして僕がその中で最も好きだった言葉を引用すると「あきらめは最大の敵である」ということ。簿記に対してもそうですし、その先にあるもっと重要な、人生のどんな場面でも本番に強くなれる。そのことを何よりも伝えたかったんです。

Q 本番に弱いとは、どんなタイプの人でしょうか?

僕がこれまでに教えた生徒、塾生の中でも、見た目は強そう、でもノミの心臓という子が意外と多くいました。他の人間がみんなできると勝手に思い込んで、自分は萎縮してしまうという。受験も勝負ですから、相手を飲みこまなければ絶対に勝てません。逆に自分が周囲に飲みこまれてしまったら、そこで負けが確定してしまいます。かつての僕にも、実はそういう経験があったからわかるんです。僕の場合は、人ではなく、問題に飲まれて、基本中の基本が頭から飛んでしまった。当時の僕は、まだメンタル面が弱かったんでしょうね。今できることに集中しなければいけないのに、落ちた後の自分の将来を意識してしまったんです。本当ならば、緊張している自身を認識したうえで、ならば、どうすべきかを冷静に判断し、対処しなければいけなかった。それができていれば、おそらくスッと道は拓けたはずなんです。僕にメンタル面の強化が必要なことを、骨身にしみて感じさせられましたね。ただ、この悔しい経験が、現在、講師である僕の教え方にも繋がっていますから、決して無駄になってはいませんが。

Q メンタル面が強化されると、よい結果にも繋がるのでしょうか?

もちろんです。効果はすぐに出ます。ある塾生を例に出すと、努力家で普段はとてもできる子がいました。しかし緊張のあまり、試験の1問目で頭が真っ白になってしまったそうなんです。その問題は解けない。時間だけは刻々と過ぎていく。残り時間が5分を切った時、我に返って後ろの問題を見たら、意外と簡単に解けそうなものが多い。しかしもう時間は残っていませんでした。試験後、僕は、塾生全員にアドバイスをしたんです。「問題の1巡目には、すぐできる問題から手をつける」、「2巡目は少し時間をかければ解けそうな問題に取り組め」、「そして3巡目には、悪あがきをしろ」と。要は、最後の最後まであきらめるな、ということ。もうダメだと匙を投げず、食らいついて食らいついて数字を埋めていこう、決して白紙部分をつくるなと伝えたかったんです。この簿記3回転法を実践すれば、実力そのものは変わらなくても、10点は上がります。ほんの少し意識を変えるだけで、本番に強いタイプにもなれる。この一例が、まさにスポーツ心理学と僕自身の経験を一致させたメンタル面の強化なんです。

辻秀一先生のワークショップにも参加!

辻秀一先生のワークショップに参加して直接お礼を申し上げ、本格的なメンタルトレーニングを受けてきました!

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