自分は三年前に起業した零細企業の経営者です。
NC自動旋盤の販売をしております、いわゆる機械屋さんです。
営業活動がメインなので時々、町工場の社長より財務の相談を受ける事があります。
しかし自分が勉強不足でなかなかよいアドバイスが出来ません。
今更ですが、勉強の必要性を感じ何冊か経理関連の書籍を購入したのですが全て挫折。
残念ながら基本勉強が嫌いですから。
それに経理の関連書籍は普通の人が楽しみながら勉強できる様には書かれてません。
「わざわざ難しく書いてる?」と自分の頭が悪いのを置いといて意地悪な疑いを掛けたくなります。
しかし、この本は、つぼにはまりました!
「へーそうなんだ」と興味深く学べます。
自分は今まで何度も挫折していますのでよく判ります。
自分と同じ中小企業の社長には自信を持ってお勧めします。
本格的に学ぶのは次のステップ、苦手意識を克服出来ますよ。
簿記のことは殆どわからなくて最後まで読める本。
そして読んだら、貸借対照表が読めるようになる最適な簿記学習本です。
小さな会社の社長さんや経営者向けにはいいでしょう。
簿記が好きになる方法から書いてる本なんてあまり見かけないでしょう?
著者後藤さんの人間味と簿記への情熱人生がバンバン伝わってきて、とうとう最後まで読んでしまいました。よかった。
簿記が少しわかってきた。感謝!!
起業したい人にぴったりです(*^^*)学校の頃に簿記の成績がダントツで悪かった私のようなアホでも分かりやすくお勉強出来ました!
ランチェスター経営(株)の竹田陽一先生は「業績を良くし、安全度が高い経営を続けるにはたとえ経営規模は小さくても、3級程度の簿記知識が必要になります。これらの知識を最も早く身に付ける方法は、簿記を教えている夜学に行くことです。今は図や表を効果的に使って教えるので、3か月でひととおりのことがわかるようになっています。もちろん、社長は簿記の仕組みがわかればそれでよいのですから、試験を受けて3級とか2級とかの資格を取る必要はありません」とおっしゃっています。
つまり、小さな会社の社長さんにとって、簿記センスは「重要」ではないけれど、最低限「必要」なのです。簿記の本はたくさん出版されていますが、みな受験向けの本です。特に、小さな会社の社長さん向けの語り口で、基本的な簿記センスを身につける本は、ほとんど出版されていません。ここに、簿記アレルギーを持つ社長さんを量産している原因があります。
そこで、それらのアレルギーを払拭するため、次の3つの特色を持たせたのが本書です。
①小さな会社の社長さんが必要とする簿記のエッセンスがわかる
②苦手意識が先だってなかなか簿記をマスターできない後継者や起業した社長さん向け
③勉強があまり得意でない方の立場にたって図表などを多用したわかりやすい語り口
簿記という学問は、まず断崖絶壁を登って、それから緩やかな坂を登るという感じです。この断崖絶壁で、多くの方が挫折します。
それは「仕訳」です。そこで、本書では、「仕訳」の理解について、他に類を観ないほどのページ数を割き、丁寧に丁寧に、これでもかというほど丁寧に説明しています。
また、弊塾にて実践経営者向けに「社長のための簿記セミナー」を開催し、参加者の立場に立って講義をさせていただき、実際に参加者が自社の財務諸表を読めるようになりました。そのセミナーの実例から、必要な簿記知識に絞って執筆したのが本書です。
よって、「仕訳」の学習が終了したら、あとはどこから読んでいただいても大丈夫ですし、小さな会社の社長さんにとって、本書は必ず役に立つでしょう。なお、本書は竹田先生のご推薦をいただいております。
是非、本書で簿記アレルギーを払拭し、簿記センスを磨いてください。ふぁいと!
(本書:はじめにより)
日本一を目指す簿記教室・士(サムライ)塾 塾長
後藤 充男