第1回 サムライ塾の建設業ニュースレター

こんにちは、後藤充男です。

 

今回は、①2級CPD試験の最新情報、②最近の建設業経理士1級合格の秘訣についてお話いたします。

 

まず、①CPD試験の最新情報ですが、問題は毎年変わるようです。

 

つまり、5月にCPD試験を受験された塾生さんから情報を頂きましたが、そこでは令和5年3月31日までの問題と異なる問題だったようです。

 

よって、今後の対策としては、たとえ合格を目指さなくても、建設業経理士1級の学習(特に財務諸表)が必要となります。

 

従って、今のうちからコツコツと建設業経理士1級の学習をされることをお勧めいたします(従業員の方は、社長に1級講座の受講料負担を御願いして学習してみてください)。

 

なお、合格を目指す方は下記の②を良く御読みください。

 

次に、②最近の建設業経理士1級合格の秘訣ですが、今年の3月の第32回建設業経理士1級試験に塾生が3人合格しました。そこで、3科目とも当塾で学習されたWさん(30代男性・東京の建設会社経理担当)の学習法や最近の出題傾向をお話します。

 

すなわち、Wさんは、当塾のZOOMによる完全マンツーマン型の建設業経理士1級講座によって、当塾の教材のみで合格されましたが、毎日少しづつ学習し、わからない所はZOOMやLineで私にご質問され、約1年で合格しました。

 

合格の秘訣は、暗記ではなく、理解重視です。

 

また、建設業経理士1級は、財務諸表、財務分析及び原価計算の3科目がありますが、数年前までは、原価計算が圧倒的に難しくて約10%、財務分析が比較的簡単で約30%、財務諸表が約20%でした。

 

しかし、最近の出題傾向としては、3科目とも合格率が20%程度となり、原価計算は難易度が下がり、逆に財務分析は難易度が上がり、全体的に難易度が上がってきております。

 

とはいえ、科目の難易度が読めないのが現状です。そこで、1科目づつ学習するのではなく、3科目すべて学習しますが、3科目とも出題可能性が高いAランクを中心に学習することが、短期合格の秘訣です。

 

つまり、1科目ずつ学習すると、試験にあまり出ないCランクも学習することになりますが、実は3科目すべてのAランクを学習する分量と1科目のCランクを学習する分量がほぼ同じなんです。

 

よって、3科目すべてのAランクのみを学習して初回の本試験を受ければ、比較的簡単な科目は合格できますから、仮に2科目合格したら、次回は1科目のみになるので、結果的に短期合格しやすいのです。是非、ご参考にして下さい。

 

【追伸】9月の第33回建設業経理士1級・2級試験の受験申込締切は6月15日です。